本部に少々のミスがあっても、全加盟社が一致団結して本部中心になれるか。
一糸乱れぬ協力が出来るか。
本部に集中し、本部に力がつけばその力で加盟社が助かっていく。
加盟社には、それぞれ異なった事情があるが、その事情を優先すれば、本部の
弱体化、分裂化につながる。
組織の「根」である本部がしっかりしていれば、その力で加盟社を助けていく
事が出来る。
この世に「根」が弱って枝葉の栄えたためしがない。
九州スーパーマーケットグループは、本質的には「個人の事情」を捨て切れない
企業の集団である。
そして又、単独では生きられない事を知ったグループでもある。
単独では生き残れない事が分かれば、本部中心に互助の精神で助け合う以外に
生き残れる道はない。
中小スーパーが勝ち残る為に『一つの心』になる。
これが九州スーパーマーケットグループの異体同心事なり。
異体同心なれば万事を成じ、
同体異心なれば諸事叶ふ事なしと申事は、
外典三千余巻に定りて候
殷の紂王は七十万騎なれども
同体異心なれば軍に敗、
周の武王は八百人なれども異体同心なれば勝ぬ
一人の心なれども二つの心あれば、
其心違て 成ずる事なし
百人、千人なれども一つ心なれば必ず事を成ず
もし我等が中に異体異心の者之有ば
城者として城を破るが如し